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選ぶなら国産、菜種油もオレイン酸が豊富、オリーブオイルの風味が苦手な人にお勧め。

宝塚の公園にて、素朴さに癒されました。

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健康にいいオイルを選びたいけど、オリーブオイルの独特の風味が少し苦手、と言う方には菜種油がお勧め。

日本人にはやはりこの味は馴染みやすいですね、ナッツ系の香りや麦の様な香りがします。

オレイン酸はオリーブオイルには約70%、菜種油には約60%含まれています。

生活習慣病やガン予防、美容にいいとされるオレイン酸を見ていきましょう。

オレイン酸

なたね油の約60%を占めるのがオレイン酸で、オメガ9脂肪酸にあたるものです。抗酸化作用を持ち、美容に良いとされるのは勿論、動脈硬化、高血圧の予防に効果的です。

〈抗酸化作用〉
●オレイン酸の抗酸化作用により活性酸素の攻撃を抑制し、若返り効果はもちろん、生活習慣病を予防したり、ガンを抑制する働きもあります。
→強いストレスから守ってくれる・・・ストレスによって活性酸素は増加し、体を酸化(サビ)させてしまいますが、菜種油の強力な抗酸化作用で活性酸素から守ってくれます。

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〈コレステロールをコントロール〉
●オレイン酸の働きでコレステロールを減少させてくれます。

●善玉コレステロールはそのままで、悪玉コレステロールだけを追い出しコレステロールを下げる効果があります。

●また血液もサラサラにしてくれるので、動脈硬化・心筋梗塞の予防などさまざまな生活習慣病の対策に良いでね。(コレステロールの減少を考えるなら非加熱、例えばドレッシングなどでお摂り下さい。加熱調理をしてしまうとこの働きは減少してしまいます)

〈美肌効果〉
●オレイン酸の抗酸化作用により活性酸素の攻撃を抑制し、老化防止や若返り効果が期待されます。

●オレイン酸による皮膚を柔らかくする働きによって小ジワに効果があったり、保湿成分もたっぷり含まれていますのでしっとり素肌にしてくれます。リコピン(トマト、人参、オレンジ)と一緒に摂るとより効果的です。

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〈便秘〉
●オレイン酸には腸を刺激し蠕動運動を活発にし、排便を促す効果が有ります。(天然の下剤と言われる程です)

●また便と混ざり柔らかくなって便の通りが良くなったり、菜種油が潤滑油の役割を果たし、腸内での通りが良くなります。また硬い便も柔らかくなり出しやすくしてくれます。

●個人差はありますが納豆やキムチにさっとかけるとより効果的です。(体質によっては下痢になる方もいますので1度に沢山の摂取はしない様になさって下さい)

〈胃に優しい〉
●オレイン酸は胃に留まる時間が短いため、胃酸の分泌量が減り、胃酸過多による胃炎や胃潰瘍・十二指腸潰瘍などの予防や改善も期待できます。(ストレスから胃痛になる方にも嬉しいですね)。

●食欲不振などの際には胃液の分泌を促してくれますので、夏バテで食欲不振や体調を崩して食欲がない時にも少し摂ると良いですね。

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〈花粉症やアレルギー対策〉
●オレイン酸は免疫系に悪影響を及ぼす物質を生成しないため、摂取してもアレルギーが起きにくいので他のサラダ油などから菜種油に変える事でアレルギー対策として有効だと言われています。

●最近では高血圧に対しても有効に働く可能性があるという研究報告もされています。

菜種油の成分

●オレイン酸(オメガ9脂肪酸)・・・約60%

●リノール酸(オメガ6脂肪酸)・・・約23%(皮膚炎予防など)

●α-リノレン酸(オメガ3脂肪酸)・・・約10%(動脈硬化予防など)

●ビタミンK(骨を丈夫に)

●ビタミンE(抗酸化作用、若返り、更年期障害の改善(ホルモン分泌促進))

菜種油を選ぶなら?

国産のものを選びましょう。

キャノーラ油は菜種油の一つですが、遺伝子組み換えの品種が沢山流通していて日本にも大量輸に入されています。しかも、なたね油に遺伝子組み換えの表示義務はありません。

〈伝統製法なら有効成分が豊富〉
●菜種油の作り方は、大きく二つあります。伝統的な搾油法と、大手油メーカが行っている方法です。

●両方、菜種の油を圧搾し抽出してから不純物を取り除くという流れなのですが、大手メーカーはより効果的に油を抽出したり、色をきれいにしたり、香りを抑えたりするために化学物質が用いられています。その為、良い成分が壊れたり、せっかくの香りが無くなったりしてしまいます。

●伝統的な方法としては「玉締め製法」があります。ゆっくりと圧力をかけるので、熱によって成分が変わったり、香りが飛ぶのを防いだり出来ますので、品質の良い油ができます。

●またコールドプレス(低温圧搾)で化学薬品を使用していない商品も有効成分が豊富でお勧めです。

お 料 理

油は一般的に酸化しやすいですが、なたね油は抗酸化作用の強いオレイン酸を多く含むので酸化しにくい油です。そのため加熱料理や揚げ物にも向いています。揚げ物は驚く程カラッと揚がります。

卵焼きや野菜炒め、天ぷらもいいですね。お菓子作りに利用されている方も多いです。

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簡単なのは朝にスプーンでサッと入れる・・・味噌汁や野菜ジュース・果物ジュース、スムージーに入れても良いですし、サラダにサッとかけても美味しいですよ。

普段口にする量なら、1日に大さじ2杯くらいでいいでしょう。カロリーは大さじ1杯(12g)で111Kcalですからそれなりにあります、摂り過ぎは言うまでもありませんがお勧め出来ませんのでご注意下さい。

〈保存〉
光と熱による酸化を防ぐために常温でいいので冷暗所での保存をお勧めします。

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オリーブオイル、エキストラバージンオイルがお勧め。コレステロール対策なら非加熱で。

〈有効成分を生かすならエキストラバージンオイルを選びましょう〉
●「オリーブオイルの有効成分を取り入れたい」という場合は是非エキストラバージンオイルをお使い下さい。有効成分が1番多いのがエキストラバージンオイルです。

●「風味が好きで使っている」という方はそこまでこだわらなくても十分オリーブオイルを楽しめます。

●オリーブオイルの中でも、品質の高い物のみエクストラ・バージン・オリーブオイルと呼びます。品質が悪いものは、エクストラバージンオイルに比べ著しく健康効果が劣る場合がありますので信頼できる物を選びましょう。
(日本には国際的な品質規格である「エキストラバージン」規格の法規定そのものがないため、偽エキストラバージンオリーブオイルが出回っても、「品質偽装」には当たらないそうです)

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〈他の油と製法が異なる〉
多くの植物油は加熱をされていますがオリーブオイルは加熱されていません。つまり生ということ、油も新鮮な方がいいですね。

成 分

オレイン酸を多く含む
オリーブオイル中の脂肪酸の約70~80%はオレイン酸です。

必須脂肪酸
●リノール酸やα-リノレン酸。これらの必須脂肪酸は、わたしたちの細胞に必要な成分です。人間の体内でつくることができないので、食べ物から摂取しなければなりません。オリーブオイルは、その必須脂肪酸をほどよく含んでいます。

抗酸化物質
ポリフェノールといえば赤ワインが有名ですが、じつはオリーブオイルにもポリフェノール類やビタミンEといった抗酸化物質が含まれています。

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健康効果

●オレイン酸の抗酸化作用により活性酸素の攻撃を抑制し、若返り効果はもちろん、生活習慣病を予防したり、ガンを抑制する働きもあります。
→強いストレスから守ってくれる・・・ストレスによって活性酸素は増加し、体を酸化(サビ)させてしまいますが、オリーブオイルの強力な抗酸化作用で活性酸素を撃退してくれます。

●オレイン酸の働きでコレステロールを減少させる・・・悪玉コレステロールだけを追い出しコレステロールを下げる効果があり、また血液もサラサラにしてくれるので、動脈硬化・心筋梗塞の予防などさまざまな生活習慣病の対策に良いです。(コレステロールの減少を考えるなら非加熱のドレッシングなどでお摂り下さい。加熱調理をしてしまうとこの働きは減少してしまいます)

●胃酸の分泌を調整してくれるので、胃炎や胃潰瘍を防する役割をしてくれます。(ストレスから胃痛になる方にも嬉しいですね)。また、食欲不振などの際には胃液の分泌を促してくれますので、夏バテで食欲不振や体調を崩して食欲がない時にも少し摂ると良いですね。

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●便秘・・・オレイン酸には腸を刺激し蠕動運動を活発にし、排便を促す効果が有ります。(天然の下剤と言われる程です)
・また便と混ざり柔らかくなって便の通りが良くなったり、オリーブオイルが潤滑油の役割を果たし、腸内での通りが良くなります。また硬い便も出やすくしてくれます。
・個人差はありますが納豆やキムチにさっとかけるとより効果的です。(体質によっては下痢になる方もいますので1度に沢山の摂取はしない様になさって下さい)

●花粉症やアレルギー対策・・・オレイン酸は免疫系に悪影響を及ぼす物質を生成しないため、摂取してもアレルギーが起きにくいので有効だと言われています。

●最近では高血圧に対しても有効に働く可能性があるという研究報告もされています。

〈美肌効果〉
オレイン酸による皮膚を柔らかくする働きによって小ジワに効果があったり、保湿成分もたっぷり含まれていますのでしっとり素肌にしてくれます。リコピン(トマト、人参、オレンジ)と一緒に摂るとより効果的です。

●オレイン酸の他にも抗酸化作用を持つビタミンEやポリフェノールも含まれていますので、嬉しい若返り効果も。

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〈直接肌に〉
●肌に潤いをもたらす植物性スクワランやビタミンA、ビタミンE、ポリフェノールなどの有効成分がたくさん含まれています。オリーブ油を直接肌に塗ることで、肌が保護されるとともに、新陳代謝が活発になります。
●オリーブ油の成分は母乳や人間の皮脂に近いため、アレルギーを起こしにくいことがわかっています。肌を保湿する働きに加え、炎症を抑える効果もあり、デリケートな肌にも有効だといわれています。

〈ダイエット〉
●満腹中枢に働きかけてくれますので結果として食欲を抑えてくれます。

●インスリンの分泌量の調整により、糖が脂肪へ変わる量を調整してくれます。(沢山の糖質→沢山の脂肪→太ってしまう。このサイクルを崩してくれます)
→糖質の多い食事の際には大さじ1杯くらいのオリーブオイルを一緒に摂ると良いですね。
・・・例えばパスタにパン、お好み焼きにご飯、ラーメンに焼きめし、などの時。

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〈白髪・抜け毛〉
●抗酸化作用があるため、活性酸素の除去による美髪効果に期待。日常的にオリーブオイルを摂取する地域には白髪の方がが少ないそうです。

●頭皮につけてマッサージすることでヘアケアとして利用されます。

●オリーブオイルに含まれるビタミンEが髪に良いとされています。
ドライヘアーや縮れた毛などには、より効果的で髪に保湿と栄養を与えることができます。
この場合、髪に直接オリーブオイルを使うことになります.
・・・浴槽でオリーブオイルを髪になじませて10分ほど温まった後、シャンプーで綺麗に洗い流す。これを毎日すると、数日で効果が実感できる方もいらっしゃいます。

〈カロリー〉
もちろんカロリーはあります、大さじ1杯で111キロカロリーと高目です。1度に沢山摂取するよりも毎日少しずつコツコツと摂取す方がお勧めです。

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〈摂取量など〉
1日の量を大さじ1杯~2杯程続けましょう(3杯は摂り過ぎとのデータもあります)。新鮮なものであれば、そのまま飲んでもいいですね。

●朝に大さじ1杯を味噌汁や野菜ジュース・果物ジュース、スムージーに入れて飲むと吸収もよくなり良いですね。(オリーブオイルを単品で生で摂るよりも何かと一緒に摂る方が吸収が良いです)

●普段のお料理やサラダは勿論、豆腐ににサッとかけても良いですし、カップラーメンにスプン1杯かけても良いですね。

〈保管〉
基本、1年とされているようです。

●古くなった物でビンの底に水がたまっていたりし たら、使用するのを中止した方が良さそうです。そして保管の時には、直射日光は避けて下さい、オイルが紫外線を嫌うので光に当てるのはNGです(色の付いたガラス瓶がお勧めです)。それと温度 の高いところも避けましょう。

●冷蔵庫で保管というのはお勧めできません。冷蔵庫(5度以下)でずっと保管していると白い沈殿物ができてしまいます。冷暗所に保管しておくのが品質的にも一番いいでしょう。

〈加熱料理は大丈夫?〉
●大丈夫です。抗酸化作用を持ち酸化しにくく、熱にも強い耐性を持っているので加熱調理にも向いています。

●ただし、「コレステロールを下げる事を主として使う」場合にはなるべく加熱せずにお使い下さい。
上記に、オレイン酸の働きでコレステロールを減少させる・・・悪玉コレステロールだけを追い出しコレステロールを下げる効果があります。との旨を記しましたが、加熱調理をしてしまうとこの働きは減少してしまいます。
(ドレッシングやお味噌汁にサッと加えるなど、生でのご利用をお勧めします)

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花粉症に良いとされるオリーブリーフ

●オリーブの葉から抽出されたエキスのオリーブリーフ。最近花粉症対策に効果があるとして注目されています。

●オレウロペインというポリフェノールの一種が豊富に含まれていて、このオレウロペインには抗アレルギー作用があり、花粉症のさまざまな症状を緩和するとされています。

●その他にも、抗菌・抗ウイルス作用による風邪・インフルエンザの防止や、高い抗酸化作用による動脈硬化予防・美容効果、血管拡張による降圧作用なども指摘されています。

●オリーブリーフに摂取量の目安はありませんが、製品によって決められた量を継続して摂取することが大切です。長期間の摂取による体質改善が目的となるため、品質の高い製品を選ぶようにしましょう。

●まだオリーブリーフは簡単に手に入らないかも知れません、とは言えオリーブオイルにもオレウロペインは豊富に含まれているので同じ様な効果は期待出来ます。
(無理にオリーブリーフを探して粗悪品のサプリなどを買う事の無い様になさって下さい。中には安全性が十分に立証されていない物もある様です)

オリーブオイルは上手に永く付き合えば、健康の良いパートナーとなってくれます。

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ミニバラ、花言葉・・・情熱。&ココアvsピロリ菌。

ミニバラ、京都は西大路にて、
花言葉・・・情熱、果てしなき愛、

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【ピロリ菌を1日1杯のココアで減らせる】
ご存じの様にピロリ菌は胃ガンの発生率を高めると言われています。
しかしココアの遊離脂肪酸がピロリ菌を殺菌するとしたら?
ピロリ菌は胃酸に耐える為、胃の中で唯一滞在出来る細菌です。
45歳以上の日本人の約70%が持っていると言われ、胃・十二指腸潰瘍を引き起こしたり、治りにくくするのではと考えられています。ピロリ菌を持っている人に胃ガンの発生率が高いという研究がアメリカでも発表され、大変話題になっています。

強い殺菌作用を持つ胃酸の中でも生きていられるピロリ菌。このなんとも強力な敵でもあの美味しいココアには実は弱い。
ココアの原料となるカカオ豆はココアの製造過程で遊離脂肪酸カカオFFAという物質を作ります。このカカオFFAの中の不飽和脂肪酸であるオレイン酸とリノール酸が直接ピロリ菌に働きかけ殺菌効果を発揮します。

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ブレンディースティックココア70本入り2036円(税込、送料込み)。
普段から甘い物をよく口にする方はココアはビターがお勧め、口当たりもスッキリします、そうなるとバンホーテンのココアがお勧め。

1日1杯でも確実に減少。
実験でココアをまぜた物とまぜない物、2種類の培地を作り、そこにピロリ菌を入れて観察したところ、ココアのまざっていない培地ではピロリ菌がグングン増殖するのに対し、ココアをまぜた培地では24時間後でもピロリ菌が全く増えていなかったという実験結果が得られました。
ちなみに、院内感染や食中毒の原因になる菌やO-157(大腸菌)もココアをまぜた培地では繁殖しないという結果が得られました。

実際にピロリ菌保有者に1日1杯のココア(約100mlのお湯にココア約18gを入れた物、大さじ3杯で18g)を1ヶ月間飲んでもらい、1ヶ月後に呼気中の尿素の量を測定しました。ピロリ菌が減っていれば呼気中の尿素量も減るはずです。結果は予想通り明らかな減少が確認出来ました。
1日1杯のココアでピロリ菌と胃ガンに負けない体を作りましょう。
(ココアを作る時は甘すぎない様になさって下さい。糖分の摂り過ぎにご注意)


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(参考・・・「ガンを消す「食」100のコツ決定版」。(税込)842円)