鳥取は大山のお膝元にお墓参り、カンカン照りにもかかわらず元気な(^^)、
夏に育つ植物、野菜や果物達は自ら夏の養生法を備えている、だから私達人がそれら夏野菜なんかを頂くと夏を乗り切る体作りが出来る。
ところで「ショウガ」と聞くと「体を暖めるから冬のもの」と思いますが、年中取れます、その中で一般に新生姜と呼ばれるものには2通りあり、1つは赤い茎の部分が付いている甘酢漬けなどにされるものです。この赤い部分が付いている新生姜は夏6月頃から8月くらいまで出回る夏が旬の生姜です。もう一つは秋に根生姜の収穫をしますが、収穫後すぐに出荷される色白の物です。
根生姜の旬は秋口・・・根ショウガは貯蔵されたものも含め通年出回っていますが、9月~10月が収穫期にあたります。このころに採ってすぐに出荷される、色白のものも新生姜と言います。
生姜は賢いと言うのか便利と言うのか、季節によって使い分けが出来ます。夏の暑い時期には火を通さずに生のままで(おろして冷や奴に添えたり、甘酢漬けなど)摂るとその辛味成分で体の熱を発散し、体の熱を下げる働きがあります。食べた直後は一瞬「暑い?」と感じますがその後でス~とし、暑い日の味方になってくれます。
また冬には火を通して摂る(ジンジャーティーや魚の煮付け、鍋に加えたり)とご存じの様に体を暖めてくれます、辛味成分が変化するんですね。
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