三千院付近の昨日の子のその後、

少女が成長しました(^^)

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往診で脳梗塞後で手足に麻痺が残っている患者さんやパーキンソン病の患者さんのお宅へ行く事が多いですが、共に程々の運動はとても大切ですね。脳梗塞になった患者さんは特に歩く事が大切になります、歩けない方は「二本足で立つ」またはベットから起き上がって「座る」ことから初めますが、歩ける様になるまで、歩ける様になってからも上手に歩ける様になるにはとても時間がかかります、と言うよりも年月がかかります、ただ退院時にある程度足が動く様であれば「5年リハビリを続ければ大抵の方はそれなりに歩ける様になる」と言われます。(1年程でどうにかこうにか歩ける様になる方は多いです)気の遠くなりそうな話ですが何とか取り組んでもらいたいです。そうしないとその後の生活がとても辛いものになります。
陥り勝ちなのが少し良くなって歩ける様になると「もう大丈夫だろう」と歩くのを辞めてしまうケースです。そうするとアッと言う間に(半年もかからない事も)筋肉は衰えて歩くのもままならなくなる事があります。

☆忘れてはならないのは「脳梗塞は体を動かさなければ徐徐に筋肉や関節が硬くなる」と言う事。単なる骨折後のリハビリとは全く違うと言うこと。
ただ初めは痛いんです、しんどいんです、リハビリや歩いたりするのが嫌なんです。でも身近にそんな方がいたら応援してあげて下さい。「脳梗塞の後のリハビリは泣いた者勝ち」と言う人もいるくらいですが、それを乗り越えられた人は自分で買い物に行ったり、家族と旅行に行ったり出来ます。
でないと「トイレに行くのがやっとやっと」となってくると本人も辛いですが家族も大変な負担を強いられる事になってきます。こういうケースは少なくないんです。
歩くなら1日1時間以上は歩く様にしたいですね、30分を朝夕の2回、欲を言うと30分を朝昼夕の3回計1時間半(夏の昼間は避けて下さい、熱中症が心配ですし)。日曜日はお休みでいいでしょう、それくらい毎日の事になってきます。しかし無理はし過ぎない様になさって下さい。
また介護保健で利用するデイサービスではなく「デイケア」でリハビリや運動をさせてくれるので利用するのもいいいですし、日頃の自主トレのアドバイスも教えてくれるでしょう。

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