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初めて飼うなら、くろ猫さん・・・性格の特徴と飼う時の注意点

くろ猫さんは人懐っこく、とても甘えん坊です。

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写真の子もそうですが、他にも里親さんを募集しています。

〈性格〉

人懐っこい
一見クールに見えますが、実際にはとても人懐っこい性格です。
実は、人間に対して警戒心が低いのです。

動くものに興味を抱く
動くものに興味を抱くので、それをうまく使って一緒に遊んでもらいましょう。
とても楽しく、黒猫も喜んでくれることでしょう。

甘えん坊になる
一般的に猫は孤独を好む傾向がありますが、黒猫の場合は異なります。
黒猫はとても甘えん坊です。
もちろん、黒猫によっても違いはありますが、基本的には甘えん坊だと考えていいでしょう。

 オス
一般的な猫と同様にマイペースな性格ではありますが、とても社交的です。その為、家族とも仲良くやっていくことが出来るでしょう。

メス
飼い主に対してはなつく傾向がありますが、ほかの人に対しては警戒心が強いです。
そのため、一人暮らしの人に向いているでしょう。

〈飼うとなると?〉

●初めて猫を飼う人に向いている
猫を
初めて飼いたい方には、黒猫がおすすめです。人間を観察しており、空気が読めるお利口さんです。
そのため、空気が読めない他の種類の猫よりも飼いやすいと言っていいでしょう。
一見、おとなしめのイメージのある黒猫ですが、とても人懐っこいので一緒にいて楽しいです。

〈しつけの重要ポイント〉

猫を叱る前に考えたい事がいくつかあります。それは、叱る理由に関してです。
飼い主がしてほしくないことで無闇に怒ったりすると?

猫の習性を思い返してみると爪を研いだり、高い場所によじ登ったりするのは当たり前のことです。
それらの行為で怒ってしまうと、猫は何故怒られているのか全く理解してくれません。

人間がやってほしくないだけで叱っても、猫は全く分かってないです。
逆に理不尽に怒られたと思ってストレスを感じる猫もいるでしょう。

人が思う迷惑行為をやめさせたい場合は、他の代わりになるものを用意してあげるといいですね。

爪とぎや、猫タワーを用意してあげるなどの工夫が大切です。
爪を研ぐときにはきちんと爪とぎでする癖をつけてあげると、ピタリと止めてくれるかも知れません。

現行犯で叱る
●悪いことをした時は、その時にしっかりと叱ることで覚えていき、しつけをすることができます。悪いことをした後で怒っても、何のことか分からず、しつけになりません。
帰宅後に「この花瓶、倒したでしょ!」と叱っても猫ちゃんはチンプンカンプンです。

叱るときは大きな声で?
少し大き目の声で叱りましょう。
「NO!」「ダメ!」「コラ!」などの言葉で。
しかし「怒鳴る」「声を荒げる」、ことはしないで下さい。猫は耳が良いので大きな音は嫌がります。必要以上にビックリさせたり、「意地悪されてる?」と勘違いして逆に猫に嫌われるかも知れません。

叩いたりしない
叩いたりしてもしつけにはなりません。「攻撃されている」、「嫌がらせされている?」と思ってしまいます。
しっかりと声でしつけるようになさって下さい。
尻尾を引っ張るのは厳禁です、尻尾は弱点なのでとても痛がります。

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●しつけは猫の嫌がる事をする
ただし、驚かせるときに人間がやった事だと知られない様にして下さい。
分からない様にするのが一番です。

猫が「その行動をすると、嫌なことが起こる」と覚えてもらいましょう。

お勧めは、悪さをしたら霧吹きで水を吹きかけるのが効果があります。
猫は体が濡れてしまうことを極端に嫌うからです。お風呂に入れて猫が異常に嫌がるのも濡れることが嫌だからですね。

なので、分からない様に後ろから霧吹きをかけてあげると驚いて逃げることがほとんどです。

「この場所で爪を研ごうとすると、水がかかる」を次第に覚えさせます。
知人の猫もこの方法で、爪とぎをしてほしくない場所ではやらなくなりました。水鉄砲なんかでも効果があるみたいなので、水であれば問題ない様です。お試しください。

〈黒猫の健康上の2つの注意点〉

前庭疾患
うまく歩行ができなくなる病気です。
頭が傾いた状態になったり、眼球が揺れたりします。
前庭神経に異常が起こることで生じます。
老齢化などによっても起こります。
どうも様子がおかしい、走り方や歩き方がぎこちない?と感じた時は病院に連れて行ってあげて下さい。

脳脊髄炎
歩行がうまくできなくなる病気です。
ウイルスや細菌の感染などによって発症します。黒猫によくある病気です。
食欲不振や嘔吐などもあります。
悪化すると、呼吸困難や痙攣を起こすこともあります。

●体調不良をいち早く気付いてあげたいですね
日々の行動や一緒に遊んでいる時の様子をしっかりと見ていてあげましょう。
単にエサが減ったらあげるのではなく、日々の食事の量を決めて与えたり、毎日体重を計るのもいいですね。いかんせん「お腹が痛い」とか喋ってくれませんから。
何かしらの変化には敏感になって下さい。

〈黒猫と生活する場合のポイント〉

散歩
黒猫は、基本的には散歩させる必要はありません。自分で勝手に歩き回ります。しかし、そうでない場合もあります。
普段自由に歩き回っていない猫の場合、リードを付けて散歩をさせると良いでしょう。

お部屋
お部屋で飼っているとストレスが多くなります。
そのため、日頃からストレス対策を行うようにしてください。
トイレと寝る所を離すことで、部屋が広く感じることができ、ストレスも軽減されます。
もちろん一緒に遊んであげたり、ブラッシングもいいですね。

食事
朝と晩の2回に分けて与えると良いでしょう。
また、猫の発育年齢に応じて食事を変えていきましょう。
幼猫期においては栄養価の高い物にし、成猫期においてはバランスの良い物を与えましょう。
高齢期には食べやすいものを与えるようにして下さい。

睡眠
1日14時間以上も眠りますので、睡眠の環境は整えてあげましょう。
狭いところや高い所、部屋の隅を好みますので、そのようなスペースを作ってあげましょう。
また、暖かいところや涼しいところを好みますので、季節に応じて場所を作ったり、エアコンをかける等をお勧めします。

〈心構え〉
飼う際は慎重になり、どんなことがあっても最後まで面倒を見ることを忘れないようになさって下さい。
最後まで面倒を見ることは、当然のことではありますが、安易な気持ちで飼い、途中で捨てたり、保健所に持ち込むことが多いのです。本当に多いです。

暖かいご家庭で最後まで過ごせます様、お願い致します。

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