さつき、
花言葉・・・協力を得られる、幸福、節約、節制、貞淑。
〈つつじとの違い〉
先に咲くのがツツジで後に咲くのがサツキとしています。サツキはツツジ科で初夏の5月下旬~6月上旬に開花します。また、さつきは花と葉が小さめで、葉が硬いです。
ツツジは、4月~5月中旬に開花し、花や葉が大きいのが特徴です。
ぐつついたお天気の時の体の水分調整
明日6/3(水)は雨だなぁ、湿気でジトジト。室内の湿度コントロールも上手にしたいですが、体内の水分コントロールも上手に調節したいですね。
特にお天気が下り坂の時は関節周りの水分代謝が滞りがち、また気圧の変化で関節内の水分が微妙に膨張し、元々膝や腰に辛さを抱えている方はそこが重怠くなったり痛みが出たりします。
その怠さや痛みを取り除くには膨張した関節を元に戻すといいのですが、簡単に言えば余分な水分を出し、血行を改善するとおのずと良くなります。
関節周囲に貯まった水分を出す為にもまず体内の塩分を出しましょう、体内の塩分濃度が高いと、塩の性質としてその分水分を蓄えてしまいます。逆に塩分を体の外へ出してあげるとそれにつられて一緒に余分な水分も体外へ出してくれます。
昆布やワカメなどの海草類、大豆(大豆製品のお豆腐も)、バナナなんかはカリウムが豊富なので余分な塩分を体外へ出してくれます。
ただし熱中症の危険がある様な日はこれらと共に塩分補給(味付けすればいいだけの事ですが)しましょう。
血液循環を良くするには、湯船にゆっくり浸かるのもいいです、ポカポカ作用のある食べ物を食べるのもいいですね。
ポカポカ作用といえば「生姜」、「根菜類」、「シソ」、「七味唐辛子」など様々ありますので、お天気が崩れそうだな?という時は前もって食事にこれらを取り入れると「雨」→「体調が悪い」の改善に役立ちます。
さ つ き
誕生花 | 5月19日 |
花の色 | 赤、ピンク、白、紫、緑、複色など |
開花時期 | 5月中旬~6月上旬 |
分類 | ツツジ科、 ツツジ属 |
別名 | サツキツツジ(皐月躑躅)、トケンカ(杜鵑花)、アザレア(西洋ツツジ) |
原産地 | 日本 |
1年、多年? | 多年草 |
〈花名の由来〉
属名の学名「Rhododendron(ロードデンドロン)」は、ギリシア語の「rhodon(赤またはバラ)」と「dendron(木)」を語源とし、赤い花をつける木という意味になります。しかし、当初はキョウチクトウをこの名で呼んでいたといわれます。
和名の皐月(サツキ)は、旧暦の皐月(5月)ごろに花を咲かせることから名づけられました。
なお、サツキとツツジは区別して取り扱われていますが、ともに同じツツジ属に属するごく近縁の種になります。ツツジは4月に開花し、サツキは遅れて5月に開花することからサツキツツジと呼ばれていましたが、ツツジを省略してサツキになったといわれます。
英語では主に「Satsuki azalea(サツキアザレア)」と呼ばれます。
〈花言葉の由来〉
節制、節約・・・渓流沿いの岩肌などの厳しい環境を好んで生息します。川が増水して水をかぶっても流されないような、低い姿勢で自然の厳しさに耐えている姿に由来するといわれています。
サツキは盆栽でも人気があり、育てやすいので初心者の方にもお勧めです。
さつきの育て方
さつきに合った土作りと水やりがポイントです。
鹿沼土などの土に植えて過湿や極端な乾燥状態にならない様に水やりで調整・管理して下さい。
〈苗植え〉
苗木の植え付けは、3月~6月、9月下旬~10月が適しています。
鉢植え・・・取り出した株の根についた土を1/3ほどくずして、深植えにならないように注意して1回り大きな鉢に植えて下さい。
地植え・・・日当たりがよく、夏は半日陰になる場所を選びましょう。根鉢の直径約3倍の穴を掘ってよく耕しておきます。鉢から抜いた根株の土を半分くらい落として根をほぐし、株を浅く植えて下さい。
〈土〉
弱酸性で水はけと水もちのよい土を好みます。さつきやツツジ専用の土が市販されていますので簡単ですね。
〈水やり〉
鉢植え・・・土の表面が乾いたらたっぷりと水をやってください。夏は、乾燥しやすいので朝と夕方の2回水やりが必要になる場合があります。
地植え・・・水やりの必要はありません。ただ、夏場に晴れて乾燥する日が続いたときは、水をたっぷりあげましょう。
〈肥料〉
鉢植えと地植えともに、花後から7月上旬まで、ゆっくりと効く緩効性肥料や固形の油かすを1ヶ月に1回施しましょう。それ以降は、9月下旬~10月に1回、2月に1回ほど肥料をあげると良いですね。
〈剪定〉
●開花後のなるべく早い時期に行います。
●夏以降は、せっかく伸びた花芽を切ることになるので、翌年花が咲かなくなります。
●5つ枝先に出てくる芽のうち、3つの芽を摘み取りましょう。
●同じように葉の付け根から伸びてきた2つの芽と、2枚の葉を残すようにひたすら切り取りましょう。
〈植え替え〉
鉢植えは、2年~3年に1回植え替えましょう。根についた土を軽くもみほぐしながら1/3ほどくずして、1回り大きな鉢へ、浅植えします。細かい根を浅く張るので、深植えや根詰まりに気を付けましょう。
〈病気や虫〉
●さつきは、ツツジグンバイムシに気を付けましょう。
●風通しが悪いと発生しやすくなるので、枝を間引いて風通しをよくすることで予防できます。
●もし見つけたら、オルトラン水和液やEPS(エストックス)を散布しましょう。
●花が咲かない場合は、ベニモンアオリンガの幼虫による食害が原因かもしれません。オルトラン液剤を散布して駆除しましょう。
〈初心者にもお勧め〉
●さつきは花の柄や色・大きさ・性質などがさまざまなので、奥が深い植物です。
●初心者にもお勧めで管理は比較的簡単です。寒さや病気に強く、頑丈で誰にでも楽しめます。
●手塩にかけて育てた花が春になると心癒してくれます。
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