チューリップ、
花言葉・・・思いやり、博愛。
西洋での花言葉・・・理想の恋人、名声。
誕生花 | 1月1日(白)、1月7日(白)、1月31日(赤)、3月6日(赤)、3月8日(白)、3月13日(黄)、3月14日(まだら)、3月20日(黄)、3月22日、4月8日(白)、4月16日(斑入リ)、5月17日(黄) |
色別の花言葉 | 赤・・・愛の告白。 |
(赤・・・西洋では・・・愛の告白、真実の愛、永遠の愛、ロマンチックな愛、私を信じて) | |
紫・・・不滅の愛。 (西洋では・・・王者の風、気高さ) | |
ピンク・・・愛の芽生え、誠実な愛。 | |
(ピンク・・・西洋では・・・優しさ、思いやり、愛情、愛着、幸福) | |
白・・・失われた愛、新しい愛。 (西洋では・・・許しを請う、純粋) | |
黄色・・・望みのない恋、正直、名声。 | |
(黄色・・・西洋では・・・望みのない恋、報われる恋、明るさ、日光) | |
オレンジ・・・照れ屋。 | |
緑・・・美しい瞳。 | |
班入り・・・疑惑の愛。 | |
黒・・・私を忘れて下さい。 | |
花の色 | 紫、赤、ピンク、白、黄色、オレンジ、青 |
開花時期 | 4月~5月 |
花もち期間 | 5日ほど |
分類 | ユリ科、 チューリップ属 |
別名 | 鬱金香(ウッコンコウ)、 ボタンユリ |
原産地 | 中央アジア、 北アフリカ |
1年、多年? | 多年草(球根) |
〈花の名の由来〉
●属名の学名「Tulipa(チューリッパ)」は、ペルシャ古語で頭巾を意味する「tulipan(ツルバン)」が語源で、頭に巻くターバンとチューリップの花姿が似ていることに由来するといわれます。
●日本には19世紀後半に伝わり、当時は鬱金香(ウッコンコウ)の名前で呼ばれていました。
〈花言葉の由来〉
●思いやり・・・三人の騎士を思いやる美少女「オランダのチューリップ物語」に由来するといわれます。
「オランダのチューリップ物語」
・・・その昔、とても美しい少女がとある村にいました。三人の騎士はその少女にプロポーズをし、騎士たちはそれぞれ、家宝である王冠、剣、黄金を少女に贈りました。少女は三人のうち誰と結婚するのか悩みます。そして、一人を選ぶことができない少女は、花の女神フローラに自分を花に変えてくれるように頼みます。女神フローラは願いを聞き入れ、少女をチューリップの姿に変えました。チューリップの姿は、花が王冠を、葉が剣を、そして球根が黄金を表わすと言われています。
〈チューリップは日本海生まれ?〉
日本では、富山県、新潟県で大規模栽培が行われ、両県を合わせた球根生産の国内シェアは98%にもなるとされています。
初めてでも簡単、球根から水で育てる水耕栽培(水栽培)
育て方として水栽培なら初めての方でもチューリップをマンションやアパートの室内でで気軽に育てられるでしょう。
球根はホームセンターなどで売られています。「水栽培用」か「すでに寒さに当てた」球根(アイスチューリップ、春化球根、と書いてある物)を選びましょう。それらがもしも無ければ通常の球根を紙袋に入れて、9月中旬頃から2ヶ月~3ヶ月ほど冷蔵庫に入れてから水栽培をはじめるといいでしょう。
根が生えるまで冷暗所で管理すると、発根が促されますので、陽の当たるベランダにそのまま放置などはしない様になさって下さい。
〈容器〉
専用キットもありますし、ホームセンターや園芸店で販売されている水栽培専用の容器を利用すると簡単です。最近では水栽培は人気があり、おしゃれでかわいらしい容器がたくさんあります。
〈肥料〉
●根が十分に生えてきたら、液体肥料を水に混ぜます。水にほとんど栄養分がないので、液体肥料を追加してお花の生長を促します。
●水栽培用の肥料を使うと手軽です。通常の液体肥料なら規定量の倍以上に薄めてから与えるといいでしょう。
〈始める時期〉
●10月~11月、遅くとも12月頃から水栽培をはじめるといいでしょう。
●根の生える部分を傷つけない様に球根の外側の茶色い皮をむいて下さい(根の生える部分の辺りは皮は付いたままで大丈夫です)。
●球根の外側に小さな球根がついていれば、取り除きましょう。
●水栽培用の容器に入れる。
●根の部分が水に浸かるよう、容器に水を入れましょう。
●15度ほどの気温が保てる冷暗所に置くか、容器にダンボールを被せて遮光して下さい。
〈水やり〉
●お水は1日~3日に1回、こまめに水を取り替えましょう。
●根が出てくるまでは、球根のお尻が水に浸かるくらいたっぷりと容器に水を入れます。
●根が伸びてきたら、お水が1/2~2/3ほど浸かる様に調節していきます。完全に根が水に浸かってしまうと、腐って枯れてしまうので気をつけましょう。
〈肥料〉
●根が伸びてきたら、液体肥料を加えていきましょう。
●植え付けから1ヶ月後くらいが、与えはじめる目安です。
●量は、水に1~2滴たらす程度で十分です。
●肥料のやりすぎは、根腐れの元になります。水を取り替えるたびに与えると良いでしょう。
〈場所〉
●根がしっかりと伸びてくるまでは、陽の当たらない暗い場所で管理しましょう。
●根が伸びた後は、日当たりのよい窓辺などに置きましょう。
●日光不足になると、もやしみたいに茎が伸びてしまい、乱れてしまいます。
●球根が乾燥しすぎないように、暖房器具の風が直接当たらないようにして下さい。
●花が咲いてからは、涼しい場所に移すと長持ちします。
〈アブラムシ〉
●まれにアブラムシがつくことがありますが、早目に粘着テープや使い古しの歯ブラシなどで取り除けば大丈夫です。増えてしまってからの駆除は大変ですので、見つけたらすぐに取ってあげましょう。
〈成長の過程を楽しめます〉
●球根から根が伸びていく様子や、茎の成長の具合など、水耕栽培は毎日の変化が楽しめる栽培方法です。
●特にチューリップは発根までの期間を気をつけてあげれば、簡単に花を咲かせてくれる水栽培向きのお花です。
●初めて植物を育てる人にも手軽に楽しんで頂けるでしょう。また冬は寂しいと感じている人にも新たな楽しみ方を教えてくれるかも知れませんね。