スピードリオン、
花言葉・・・秘密の生活、秘めた思い、秘密。
「ご~は~ん~っ!」と、ヒナ鳥(^^)
誕生花 | 8月17日、10月28日、 |
花の色 | ピンク、白 |
開花時期 | 7月~10月 |
分類 | ゴマノハグサ科、 ジャコウソウモドキ属(ケローネ属) |
別名 | ジャコウソウモドキ(麝香草擬き)、ピンクタートルヘッド(Pink turtlehead)、スネークヘッド、 |
ケロネ・リオニー、 ケロネ、 チェロン、 チェロネ | |
原産地 | 北アメリカ |
1年、多年? | 多年草(耐寒性) |
〈花の名前の由来〉
●リオンの中でも早生品種をスピードリオンと呼びます。
●アメリカの植物学者 John Lyon 氏にちなんで付けられたそうです。
●学名の Chelone はギリシャ語で「亀」の意味 “chelone” という言葉が語源になっています。
●花の形状が亀の頭に似ていることが由来で、ピンクタートルヘッドなどとも呼ばれて親しまれています。
お世話
やや湿り気のある土を好み、乾燥を嫌います。
半日くらい日が当たる様な半日陰が良いです。
(高温乾燥で葉焼けしますので、東京以西では半日陰に置いてあげましょう)
生育期間中(春~秋)は乾燥を嫌い、水切れさせてしまうと(土をひどく乾燥させてしまうと)生育が極端に悪くなるので、強い西日の当たる様な場所もできれば避けた方がよいでしょう。
一日中陽の当たる場所でも、湿り気味の土壌なら問題なく育ちます。
ベランダなどのコンクリートの照り返しが強い場所や風の強い場所では、土が乾きやすいだけでなく空気中の湿度も低めなので栽培には適しません。場所選びはスピードリオンと相談しながら決める感じで行って下さい。
北海道でも露地植え可能な程、寒さに非常に強く、結構な低温でも枯れることはありません。
冬は地上部が消えて無くなりますが、春に芽を出してくれます。
〈水やり〉
乾燥に弱く生育期に水が枯れると成長が悪く成るので土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりをしてあげて下さい。特に鉢植えは土が乾いていないかマメに観察してあげて下さい。
秋から冬の地上部が枯れている時期は休眠に入って生長しないので土の乾きも遅いです。やや乾かし気味で大丈夫です。
〈土〉
水持ち、水はけが良く有機質に富んだ土を好みます。
鉢植え・・・赤玉土6:腐葉土4を混ぜたものでいいでしょう。
〈肥料〉
肥料は春~夏前まで与えて下さい(緩効性肥料を混ぜ込んでおくと良いですね)。
春から夏の生育期に、様子を見ながら追肥しましょう。
〈花のお手入れ〉
花後に切り戻すと、2番花が開花します。
乾燥防止で、株元にマルチをすると良いですね。
(マルチ・・・土の乾燥防止や病・害虫防止に用いられます。古くはワラを使っていましたが、今ではビニールや腐葉土など色々な物が簡単にホームセンターなどで手に入ります)
〈増やす〉
窮屈な状態になってしまうと生育が衰えてくるので株分けをかねて植え替えを行います。地植えは4年~5年も経過すると株が大きくなりますのでその頃がタイミングですね。
掘り上げて株を2~3つに分けて植え付けます。適期は春3月もしくは秋10月ですが、春に行う場合は芽が出る直前の時期が最適でしょう。
さし芽でも簡単に増やす事ができます。
茎を先端から7cm~8cmに切り取り、1時間ほど水にさした後、赤玉土や鹿沼土を入れたポットに挿します。
切り花として花瓶に挿していたものから発根するくらいです。生命力に溢れていますね。
冬に一旦姿を消すかも知れませんが、春に芽を出してくれるのを楽しみに過ごしましょう。
参考になりました。ありがとうございました。
どういたしまして、参考になったのなら幸いです。